第126号 平らかな心で
いよいよ、令和八年が始まりました。今年はどんな目標を立てましたでしょうか?
ところで、その昔…江戸時代初期までは、新春の風に載せて青空高く上げる凧揚げのことを、イカ揚げと言っていたようです。このイカ揚げに夢中になってしまう大人たちの間で事故が多発し、当時の江戸幕府が困ってしまい、イカ揚げを禁止にしたそうです。
しかし、これにめげない当時の人たちは、「これはイカ揚げではない!凧揚げだ!」と言い張り、イカ揚げ(凧揚げ)を続けたようです。それが「凧揚げ」と呼んだ始まりだと言うことでした。
以上は、本からの受け売りですが、これを読む限り、昔から日本人は諦めない人種だったようです。私たちもこれに習い、今年一年を目標に向かい歩んで行きたいものです。
今年の初めの詩は、一年の始まりなので…なるべく明るい雰囲気の詩にしてみました。あえて言う必要もないとは思いますが、ここに書いた「あなた」は、皆さんそれぞれ思い浮かべる、人やものは違うと思います。では読んでみてください。
〈あなたの愛に包まれて〉
そよ吹く風に
満たされて
心はふわりと
宙を舞う
緑の薫りに
くるまれて
心も身体も
癒される
たゆたう海に
身を委ね
想いは一気に
あなたへ馳せる
山里染める
もみじの中で
笑んだ瞳に
笑顔は光る
玄冬の
初雪に抱かれ
空を見上げたその目の中で
見えないはずのあなたが笑う
▽ 新年に楽しいことを思い浮かべてくださったなら、私も幸せです。
私の場合、ここに書いた「あなた」は、太陽やそよ吹く風などの、大自然であり、森羅万象を包み込んでいる大宇宙を思い浮かべました。
次の詩は、男に生まれた私にとって、女性とは、色々な意味で憧れの存在です。そんな気持ちを「もしもに載せて」詩にしてみました。では読んでください。
〈もしも僕が〉
もしも僕が
女の子に生まれていたら
すべすべほっぺの
笑窪の似合う女の子だったに違いない
もしも僕が
女の子に生まれていたら
お日さまみたいな笑顔が
絶えない女の子だったに違いaない
もしも僕が
女の子に生まれていたら
白いワンピース姿に
お父さんはメロメロだったに違いない…
もしも僕が
女子高生になったら
セーラー服とミニスカート姿が
眩しかったに違いない
もしも僕が
女子高生になったら
テニスコートを 走り回り
沢山の人の目を引きつけていたに違いない
もしも僕が
女子高生になったら
素直で真っ直ぐで嘘をつかない
瞳の美しい女子高生になったに違いない…
もしも僕が
女性だったなら
乃木坂46の
センターを守っていたに違いない
もしも僕が
女性だったなら
パンツ姿の凛々しい
キャリアウーマンだったに違いない
もしも僕が
女性だったなら
強きをくじき弱きを助ける
セーラームーンになっていたに違いない…
それからそれから
やがておばあちゃんになったら
教養に溢れ
こころは
広くて大きくて
品の良い
温かな優しさを持っていたに違いない
▽ 見えない私だからこその、想像遊びでした。ところで、少しは楽しんでいただけたでしょうか?!
ちなみに、私の今年の目標は「平らかな心で過ごす」です。
それでは今年もよろしくお願いします。
小澤真人でした