2026.06.29. 第137号 障害も色々

木立の中から見上げた青空

第137号 障害も色々

 私は視覚障害者です。すでにご存じの方がほとんどだと思いますが、ここでもう

一度告知させていただきました。くどいようですが、視覚障害者の私は、障害者の

中では幸せな方だと感じます。なぜなら…聾唖者をはじめ、吃音性の方・腎臓や心臓に

障害を持っている方たちは、一目見ただけでは障害の有無はわかりません。しかし、私の場合は白杖を持つので、一見しただけで視覚障害者だと知ってもらえるのです。そんなこと知っているわい!!という方には申し訳ありません。ただ、なんとなく

知っていたという方は、ここでもう一度、それぞれの障害について考えてみてくださいませ。

 では早速、初めの詩を紹介します。私が小中学のころ、習い事といえば、珠算と

書道が一般的でした。中学や高校の時には、柔道部に入っていました。その頃はまだ視力は1.5ありました。その頃の話です。どうぞ読んでください。

〈やれるまでやる〉

きりりと黒帯をしめたくて

負けても負けても

挑み続ける

相手が呆れて

もうやめようと

諦めるまで挑み続ける

珠算の二級を取りたくて

受験する

落ちても落ちても

受け続ける

肉体の限界

スキルの限界

そんな話のようで

そうでは無く

気持ちの限界

心の限界を

超えろと

弱い己を

叱咤激励する

▽ 見えなくなってから、今までは何気なしにできていたこともできなくなりました。

そんなこともあり、少々意地っ張りな一面が増えたような気がします。

 次の詩は、この世に存在する、植物や動物、そうして私たち人間はみんな名前を

持っています。ふとそんなことを考えたときに作ってみた詩でした。

どうぞ、軽い気持ちで読んでみてください。

〈名は体を表す?〉

太陽へ顔を向ける花は

ひまわり

朝咲く花は

朝顔

夜咲く花は

月見草

ぼたんの季節に食べるのは

ぼたもち

萩の季節に食べるのは

おはぎ

湖畔に立つ宿は

湖畔の宿

それなのにそれなのに

私の名前は

まるで人となりを

表していない

それでも私は私

でありたいと

何時も想う

▽ うろ覚えの知識ですが、ぼたもちとおはぎは、同じ食べ物でも、季節の違いで名前

は違うようです。

皆さんは、ご自分の名前を好きですか?私は、叔母が名前をつけてくれたのですが、

なぜか、あまりしっくりしません。普段はそんなことを考えもしませんが、この時は

なぜか、自分の名前のことを考えてしまったのでした。

くだらない話で申し訳ありませんでした。この次もよろしくお願いします。

小澤真人でした

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